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華夏の煌き~麗しき男装の乙女軍師~
第126章 エピローグ 長い時を経て
 小高い気持ちの良い風が吹く丘に、二人の老夫婦が上ってくる。二人は古い本を片手にあちこち見回していた。

「きっとこのあたりだと思うわ」
「ああ、そのようだ」

 疲れた二人は柔らかい草の上に腰を下ろす。そんなに高い丘ではないのに遠くまで見通せる景観の良い場所だ。

「遠くまで見えるのね」
「あの辺りは昔の都があった場所だろう」

 夫が指をさす場所は広々とした平原になっている。ふっと妻が横に目を向けると若い男女の二人組が見えた。

「あら、こんなところに先客がいたのね」

 振り返った夫は男と目が合い頭を軽く下げる。座っている二人のところに、若い男女が近づいてきた。
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