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M嬢のいる風景
第3章 魂を狩り取られた者たちの居る風景
Tは少し前まで、真面目で奥手の女子大生だった。理系を専攻し、勉学に勤しんでいた。
そのTは、今は、私の左足の親指をしゃぶるのが生きる為の目的となっている。
左足の親指をしゃぶる時にだけ、Tは生きていると実感し、充足するように仕組んだ。
だが、Tは私の親指になかなかありつけない。
恥知らずな、はしたない、淫らな行為を繰り返し、男たちの間を彷徨い、罵倒されながら、落ちぶれていく姿を延々と私に眺めさせてはじめて、つかの間、私の左足の親指にありつく。
Tにだけは、私の施した魂への悪戯を話してある。
Tは、その事実を受け入れ、絶望し、そして私の左足の先を一途に愛する事を誓った。
愛する親指に触れるために、Tは私の命じたとおりに落ちぶれて行く。
次々と男たちに股を開き、小便を漏らして見せ、尻の穴でもペニスを受け入れた。
トイレでも、戸外でも、どこでも男を誘惑し、蹂躙され、蔑まれた。
男たちは、Tを支配したと思い悦に入った。情けない女だと嘲笑した。いつでも股を開く便利な女だと勘違いした。
だが、Tにとって、それらすべての行為は苦痛でしかなかった。
どんなに繰り返しても、Tは慣れることはなかった。
男たちがどんなに犯そうも、Tの心は感じることはできなかった。
私はTの身体を敏感なものに作り替えた。
わずかに触られただけでも身を震わし、股間からいやらしい液をしとどに漏らし、すぐに絶頂へと達した。
だが、その身体の愉悦は、心につながらないようなっていた。
喘ぎ声をあげるたびに、Tの心は凍っていく。
私は霊糸を通じて、その時間を共有する。至福の時である。
そのTは、今は、私の左足の親指をしゃぶるのが生きる為の目的となっている。
左足の親指をしゃぶる時にだけ、Tは生きていると実感し、充足するように仕組んだ。
だが、Tは私の親指になかなかありつけない。
恥知らずな、はしたない、淫らな行為を繰り返し、男たちの間を彷徨い、罵倒されながら、落ちぶれていく姿を延々と私に眺めさせてはじめて、つかの間、私の左足の親指にありつく。
Tにだけは、私の施した魂への悪戯を話してある。
Tは、その事実を受け入れ、絶望し、そして私の左足の先を一途に愛する事を誓った。
愛する親指に触れるために、Tは私の命じたとおりに落ちぶれて行く。
次々と男たちに股を開き、小便を漏らして見せ、尻の穴でもペニスを受け入れた。
トイレでも、戸外でも、どこでも男を誘惑し、蹂躙され、蔑まれた。
男たちは、Tを支配したと思い悦に入った。情けない女だと嘲笑した。いつでも股を開く便利な女だと勘違いした。
だが、Tにとって、それらすべての行為は苦痛でしかなかった。
どんなに繰り返しても、Tは慣れることはなかった。
男たちがどんなに犯そうも、Tの心は感じることはできなかった。
私はTの身体を敏感なものに作り替えた。
わずかに触られただけでも身を震わし、股間からいやらしい液をしとどに漏らし、すぐに絶頂へと達した。
だが、その身体の愉悦は、心につながらないようなっていた。
喘ぎ声をあげるたびに、Tの心は凍っていく。
私は霊糸を通じて、その時間を共有する。至福の時である。