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夏の勉強教えはエッチざんまいに
第1章 中2・14歳・リエ
大学生になって初めての夏休み。
その初日。
朝ご飯を食べていたら、母親がとつぜん
「隣の石田さん家の娘さんの勉強を見てやって」
と言ってきた。
「どうせ、ヒマなんでしょ?」
ま、その通りということで、僕は、承諾した。
何でも昨夜、石田家から
「そっちのお兄ちゃん、大学生になったんでしょ?うちの娘の勉強を見て欲しいなあ」
と頼まれ、母親が即OKしてしまったらしい。

隣りの石田さん家の娘は、今年、中学2年生という。
女子高生だったらエロくてそっちのほうの興味が惹かれ楽しいのだが、中学生はまだまだ子供だ。
しかもローティーン女子は、騒がしくてうるさい。
僕は、嫌な気分になりながら、ともかくもと用意をした。用意といっても、ボールペンを3本と、未使用の薄いノート1冊くらい。入試勉強からそれほど日が経っていないので、全科目の主な知識は頭に入っている。

午前10時前、隣りの家を訪ねた。
玄関に通されると、その中2の女の子が姿を現した。
前からチラチラと姿を見かけていて、初対面ではない。ただ、話をしたことはなかった。
顔だちはそれほど美少女ではなく、普通。
ショートヘアが似合う、背が中低くてスリムな体型の、JCらしい女の子。
Tシャツ短パンのラフな姿だが、胸はそれほど膨らんでいず、両太もももムッチリ感がない細い感じなので、エロさはない。
ただ。

女の子は僕を見ると、何だかニヤニヤ、ニヤニヤ、ニヤニヤ…。
あまり可愛くない顔だちだったが、その笑顔はなんとも可愛くて、思わず見惚れた。
そして、これは僕の錯覚かもしれなかったが、何だかこの女の子、短パン腰をクネクネとうごめかしているような。そして、心なしか、小さな膨らみの胸を僕のほうにぐん、と突き出しているような。
僕は、この女の子の微かな兆候を、うっかりスッと流してしまった。

そして午前10時、いよいよ勉強教えスタートというその直前。
「じゃ、リエ。出かけるね」
と言って、その女の子・リエを家に一人残し、リエの母親と妹が出かけてしまった。帰宅時刻は、夜の9時ごろという。
図らずも、僕とリエは、その家の中で二人だけになった。しかし、僕は別に何も思ってなかった。
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