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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第30章 公演当日の女たちのフラグメント 綾子の嫉心


「何か、白いワンピース着てたら思いついたみたいで
急に電話きたんだよ。
でも11時までには電話終わらせたよ、
約束しただろ、だから」
「じゃあ、よかったです」

「その時、一緒にワンピース買ったって言ってたな。
さっきのって、、」
「え〜それは内緒なのに、、」
「それに、、」

「ああ、もう言わないでください」
、、一緒にランジェリーも買っていたんだ、、、
、、それも話しちゃったの?、、
、、今夜また昨日みたいなことが、、
、、起きたらどうしよう?、、

でもミドリ先輩のことだから、
きっとまた二人きりにしてくれるんだろうな。
そしてこっそり隣の部屋で聞き耳立ててるのかもしれない。

「あ、これ、カードキー預かってたんだ」
「ミドリ先輩のホテルの部屋の?
ダメですぅ、先輩がこんなの持ってちゃ。
アタシが預かっておきますから」
「別に、やましいことないったら」
「ダメです、もう」
そういうと綾子は鍵を取り上げてしまった。

「ミドリ先輩のその信頼っぷりが、
どうしてもアタシ、嫉妬しちゃうんですよ」
「こんなにも綾ちゃんのことが好きなのに?」
「こんなにってどれくらい?」
「これくらいかな?」
とタツヤは両手を広げた。

「そんなんじゃダメですぅ
もっともっと、いっぱいじゃなきゃ」
「じゃあ、こ〜〜〜れっくらい」
と反るように今度は手を広げた。

「やったぁ」
綾子はその胸に飛び込んでいった。
「やだぁ、先輩、
当たってますよぉ」
綾子はタツヤの股間が盛り上がっているのに
気づいた。

「綾ちゃんの顔見て声聞いてたら」
「それだけで?
ホント、エロ変態なんですね」
「綾ちゃんまで」
綾子の手がジーンズの上から
撫でてくる。

「いいんですぅ、アタシでそうなるんだったら〜。
公演終わったら、またしてあげますから」
とにっこり微笑んだ。
これではタツヤの昂りは収まりそうになかった。

「おはようございます〜」
次々と出演者やスタッフが集まってくる声が
聞こえて、二人は、名残惜しそうに体を離した。
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