この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第34章 アタシたちの光の王国


と、その眩しい光が消えた。
一瞬、何も見えない感覚に襲われ
暗闇の中にいるように思えたけれど
次第に目が慣れてきた。

さっきよりもかすみ草が
くっきり見える。
ミドリ先輩にもらった花、
綺麗だな。

でも本当、この部屋の明かり、
すごくいいな、
アタシを柔らかく包んでくれるよう。
綾子は自分が主役になったような思いだった。

昼間の公演で見たミドリ先輩のように、
今は、アタシが、この世界の中心にいる、
部屋に入るまでの恥ずかしい気持ちが
今は、どこかへ行ってしまっている。

ミドリを照らし、見つめるタツヤの姿だったり、
他の女の子と笑いながら話すタツヤの姿だったり、
照明室でミドリと握手してお互いを讃え合ってる姿だったり
いろいろとタツヤには嫉妬を覚えることも
あったけれど、
今は違う。

タツヤ先輩、アタシのことだけを見てくれているんだ。
たっちゃん、、、アタシだけのもの。

ここは、
アタシたちだけのスイートルーム。
ここは
アタシたちだけの光の王国。
この夜は、アタシたちだけのもの。
世界中の光は、アタシを照らしてくれているの、
そうでしょ。

綾子は、今、幸せの絶頂にいた。

と、背後から肩を掴まれ、
体がビクッとした。
「綾ちゃん、とっても綺麗だよ」
いつの間にかタツヤが後ろに立っていたのだ。
「ほら、見てごらんよ」

真正面に全身が映る大きな鏡があった。
綾子は、そこにセクシーな恰好をしている
自分を見つけた。
「たっちゃん、アタシ、まるで
光の王国にいるみたいよ」
「なら、綾ちゃんは光の国のお姫様だね、
この国で綾ちゃんが一番綺麗だよ」
/947ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ