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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第7章 ご褒美は先輩の甘美な誘惑


「手伝ってくれたお礼に、タツヤくんがしてほしい事、なんでもしてあげる♡
ねえ、何がいい?
今夜は、泊まっていっても、いいから。
そうすれば時間はたっぷりあるよね」

シャワーを浴びて太ももくらいまでの真っ白なロングパジャマを着ただけの
ミドリが艶かしい声で近づいてくる。
さっきまでのポニーテールが、今や解かれて、
しっとり濡れたロングヘアになっている。
すっぴんも綺麗だ。いや、すっぴんのほうがいい。
ピンク色に火照ったような体からは湯気がたっている。
お風呂上がりのいい匂いが部屋に充満する。

ちょっと前に見た、アダルトビデオの隣のお姉さんシリーズみたいに
ホワホワした感じ。
童貞のタツヤには刺激が強すぎる。
夢かよ?いや違う、現実だ。
間違いなくミドリ先輩だ。
タツヤはここに至るまでの4時間くらいを振り返った。

まず1時間前。

「タツヤくん、今日はありがとう。
すっごく助かっちゃったぁ」
「お役に立てたのなら、良かったですけど〜。
あ〜、でも疲れました。
それに、、」
「お腹すいたよね〜。さっき鳴ってた。
でも、ごめんね〜。カップヌードルしかないや」
夕方からミドリの部屋に来て、3時間くらいずっと動きっぱなしだった。
ミドリ先輩の手料理なんかたべれたらサイコーなんだけど、
無理な願いだった。
梱包した段ボール以外もう何にもない。
冷蔵庫ももちろん空っぽ。
引っ越すのだという。しかも、明日。
どうしても片付けが終わらないので、荷物運びを手伝って欲しかったそうだ。

さっきの喫茶店で綾子が「重い荷物、運んで欲しいとか、夜道が怖いとか」
そう言ってたその通りのことだった。
これだけだったら、誰でも良かった気がするんだけど、
もう一つのこともあったからな。

「お酒と肴ならあるんだけど、飲む?」
「空きっ腹には」
「そうよね」
「それに汗かいちゃったし」
「じゃあ、シャワーでも浴びる?カップヌードル準備しておくし」
「え?シャワー、ですか?」
「だってその方が気持ちいいでしょ、それとも一緒に浴びる?
ちょっと狭いかもだけど」
「な、何言ってるんですか、一人で入れます」
「バスタオルは、まだ出てるから。
着替え、何か持ってくね。
私のしかないけど、ま、いいよね」

シャワーに向かうタツヤの背中に
「あ、ついでに、シャワー室の掃除もしておいてよ。
忘れてた〜」
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