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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第7章 ご褒美は先輩の甘美な誘惑
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すりガラスの向こうにシャワーを浴びているミドリの裸体が揺らめくのが分かる。
ぼんやり見えているだけでもスタイルがいい。背はタツヤより少し引くけれど、腰の位置は高い。いわゆるモデル体型だ。

しばらく見とれてから、タツヤが話しかけた。
「ここ置いておきますね」

ミドリが用意してくれた食事を食べている間に、
(実はカップヌードルではなく、簡単とはいえ手料理だった)
さっき、バスルームのドアを開けてミドリが大きな声で
話しかけてきたのだ。
「タツヤく〜ん、ごめんなさあい」
替えのバスタオルもソープもシャンプーもみんな閉まってしまったらしい、
さらに、さっき下着も持って行き忘れたらしい。
もうわざとかと思うほどだ。
ちゃんと確認してから、浴びに行って欲しいものだ。
「タツヤくんの好みでいいから、選んで持ってきて」
いったい僕はあなたのなんなんだ、、、
と怒りながらも、内心、嬉しい。
ミドリ先輩のイメージといえば、タツヤはさっき手触りが良かったものを選んだ。

バスルームに足を忍ばせて近づく。
廊下のドアを開ければ、そこが脱衣所だ。
さっき言ってたブルーのブラとパンティ、お揃いのものが畳んで置いてる。
思わず手に取ってしまう。
あったかい。
こっそりの行為にコーフンしてしまう。
誰にも知られなければ、大丈夫。
そして、すりガラスに映るミドリに見とれてしまっていた。

もっと早くやめればよかった。油断していた。
突然、ミドリの声と同時にシャワールームの扉が開いた。
「タツヤくん、まだああ〜
えええ、、いたの、、、いやあん」
慌ててドアを閉めたけれど、タツヤの目には、ミドリの裸体の残像が残っている。
「なんで、いるのよ、チカン、チカン」
「声かけようとしてたんですよ、、、でも、、、」
「でも、何よ、、、」
「ミドリさんに見とれちゃって、、、ガラス越しでも、綺麗だったんで」
「綺麗だったの?」
「はい」
「正直でよろし〜。じゃ、許してあげる。
でも、覗きはダメよ、あの時みたいに」
「え?」
「部室で覗いてたでしょ、綾ちゃんと」
「バレてたんですか」
「ま、いいわよ、あなたたちが悪いんじゃないし。
あ、シャワー浴び終わったら、
さっきのストーカーの正体、教えてあげるね」

そうだ、もう3時間以上前、駅からの部屋までの道のり、
ストーカーが怖いからって腕組んで二人で歩いたんだ。
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