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第8章 女同士の深夜の指フェラ予習

１

「これ、なあんだ？綾ちゃんの指が、
ペニスだったとしたら？」
「、フェ、、ラ？」
「そう。教えてあげる」

真紀ちゃんの顔が、急にいやらしくなったように思える。
二人きりの部屋の卑猥さが濃密になる。
顔を近づけて舌を出してペロリ、
綾子の指を舐めあげた。

何、この感覚、
ゾクゾクっとして体に電流が走る感じ。
思わずブルブルってしてしまう。
「さすがパーフェクトバージン、こんなことにも
敏感なんだね」
「なんか、よくわかんないのよ、真紀ちゃん」
「それが大切。だいたい、セックスなんてのはよくわかんないんだよ」
「そうなの？」
「私なんて、未だに、全然」
「でも、したことあるのよね？」
「フェラ？　セックス？
綾ちゃんもストレートに聞いてくるね〜」
「だって、」
「フェラは中三の時、セックスは高校二年の時に
したよ」
「えっ、そんなに早く？」
さすがに綾子も驚いた。こっちは、まだよくわかってないのに。

「綾ちゃんが遅すぎるの。今時、大学生になってバージンだなんて化石よ」
「化石って、ひどおい」
「でもライトくんなんか、きっとまだだろ？」
「ちゃんと聞いたことないけど、多分、彼女いたことないんじゃないかな、
ちょっとオタクっぽいし。勉強ばっかしてた感じでもないんだけど、
きっと、ちょっとわかりにくい。
自分の時間の中で、いつもゆっくり考えてる感じ」
「だから綾ちゃんと気があうんじゃないかな。
綾ちゃんも、すぐに自分の世界に入っちゃうから」

「ねえ、フェラって、何のためにするの？
そこがよくわかんなくて、今日、ライトくん、じゃなかったタツヤ先輩に聞こうと思ったらミドリ先輩が来て」
「じゃあ、また聞いてみればいいよ。今、電話してきたら」
「そんなのできないよ。エッチなことばっかり聞いてるみたい」
「そう？喜んでくれると思うな。
だって綾ちゃん、そういう言葉言いそうにないからさ。
オトコはたまんないと思うよ。フェラとかセックスとかオナニーとか言われると」
「やっぱり、オナニーも普通には言わないのよね、
さっき電話で聞いちゃった」
「じゃあさ、今度会ったら、聞いてみたら。
タツヤ先輩、あの電話の後で、オナニーしました？って」

「そんなことより、綾ちゃん、ほら、また指出して、
もっとフェラのこと教えてあげるから」

もっとするの？
綾子は胸の高まりが止まらなかった。