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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第55章 盗撮されるオンナたち



「綾ちゃん、大好きだよ〜」
「たっちゃん、アタシも〜」


スイートルームのふかふかのベッドの上で
弾むようにして全裸で抱き合う二人。
午前中に遊園地に行った時も
イチャイチャしてしまったけれど、
まだ昼過ぎだ。
二人だけの時間は、
明日の朝まで、たっぷりある。


先輩のミドリが恋人となった二人のために、
この部屋を用意してくれていたのだ。


いよいよ初体験、という、
はやる気を抑え、
綾子とタツヤは、今この瞬間を大切にするように
味わいながらゆっくりと時間を過ごしている。


時折、見つめ合い、
微笑み合いながら
唇を重ね、舌を絡ませた。


二人きりになる前に、
綾子はルカに貝合わせで絶頂し、
タツヤはミドリに手コキで射精させられた。
それぞれ逝かされていたから
ゆとりもあった。


二人はさらに足を絡ませ、
カラダを密着させて、
お互いの火照りを感じていた。






「綾子ちゃんも、タツヤくんも
初々しくって、
ラブラブで羨ましいわぁ」


隣の部屋からは、マジックミラー越しに
ミドリが覗いていた。
本当は、同じ部屋にいたいくらいだったけど
さすがにそんな訳にはいかないだろう。


一方のルカは、
隠し棚にある機材に向かい合って
映り具合を調整していた。
誰が何の目的で?
そんなものがセットされていることを
以前、知らされて、ミドリも驚かされた。


「ねえ、ルカ、盗撮なんてしたら、
さすがに二人に悪いんじゃないかしら」


綾子とタツヤが予想もできない、
まさかのことが隣の部屋で
行われようとしていた。
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