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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第12章 黄昏の告白・抱きしめられて初めてのキス


「すごおい、広くて綺麗〜」
綾子が両手を広げて、部屋を駆け回らんばかりの声を上げた。
「奮発しちゃった。そしたら2部屋もあるのね。
3泊もするからグレードアップしてくれたみたい。
ゆっくりできていいんだけど、一人じゃ使い切れないよ」
ミドリは、公演の夜まで、この駅前にできたばかりの
外資系のホテルのスイートルームに泊まるらしい。
「タツヤくんは、来たことないの、ここ?
女の子と来るにはもってこいでしょ」
「来るわけないですよ、僕んち、ここから近いし。
第一、彼女いないですよ」
タツヤは、知ってるくせに、という思いは飲み込んで、
でも素っ気無く答えた。

ついさっき、タツヤと綾子は、ミドリと偶然書店で会った。
「ねえ、二人は時間まだあるの?よかったら、部屋で飲まない?」
リハーサルが終わった日、
ミドリが欲しいと言っていた詩集をプレゼントしようと二人で買いに来たのだ。

タツヤは正直、気乗りがしなかった。
だって、この前の夜、ミドリの手伝いをした後、
「あんなこと」になってしまったのだ。
ミドリが担任教師のペットにさせられていたという高校時代の告白を聞きながら、
あろうことかお互いにオナニーをして射精を見られ、
さらには生まれて初めて女性器を見ることになったのだ。

でもあの夜のおかげで、今日のリハーサルはうまくいったのだろう。
タツヤは「あんなこと」には捉われず、変な気持ちになることなく、
ミドリをうまく照らし終えた。
ピンスポットで捉えることができた。
あとは、明後日の本番、頑張るだけだ。
ミドリ先輩にいい思い出を作って欲しい、それだけが願いだった。

「あ、先に渡そうよ、綾子ちゃん」
「そうそう、ミドリ先輩、これ」
さっきプレゼント包装してもらった詩集だ。
「ありがとう。かわいいリボン〜」
「まさか、引っ越しちゃうなんて。タツヤ先輩も教えてくれればいいのに」
「悪かったよ。でもよかったね、
タイミング悪かったら、公演の後だってゆっくり話しできなかったかもだし」
「ミドリ先輩、さみしいです、、、でも、本当、
まさか、こんな展開になるなんて。
私、ミドリ先輩と話してるだけで緊張しちゃって」
「かわいいのね、綾子ちゃん。
二人とも、座って、、、ほら、、、
そうそう、シャンパンもらっちゃった、
ホテルのオープニングキャンペーンだって。
ラッキー。
一緒に飲もっ」
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