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第64章 闇のシナリオ・新たな獲物

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たくさん、開発しておいてくれよな。
二人の愛が、
深まれば深まるほど、
やりがいも出てくるってもんだぜ。


最初っからこんなに気持ちよさそうって
ことは、
相当なポテンシャルの持ち主だよな。
やっぱりオレ様の目に
狂いはなかったってわけだ。


オレ様のシナリオで
二人の仲を引き裂いて、
綾子をオレのオンナにしてみせるぜ。


もはやミドリのことが頭にない
健一は、
やがて始まるシナリオを想像して、
ニヤッとしていた。


ミドリも、もっと、
闇のシナリオでも主艶して欲しかったけどな、
その分まで、
綾子には頑張ってもらわないとな。


ミドリみたいにさ、
最後の最後で
裏切られるなんて
ごめんだからな。


あんなに長い間、
時間かけて、
じわじわと仕込んでやったのにな。


誤算だったのは、
ミドリが、オレに
思った以上に惚れ込んじゃった
ってことだよな。


もうちょっと適当に
愛してくれればよかったのにな。
ちょっとくらい
他の男に抱かれたくらいで、
あんなに神経参っちゃうなんて
思わなかったけどな。


もうちょっと他の男にも
抱かせるつもりだったけど、
まあ、逃げたオンナは
追わね〜よ。


オレ様にはさ、
綾子がいるんだからさ。


初めての男との仲を
引き裂いて、
いろんな男に、いたぶられる
新しいシナリオの
主艶にさせてやるから、
せいぜい、純なセックスを
楽しんでくれよ。