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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第12章 黄昏の告白・抱きしめられて初めてのキス


「く、苦しいですよぉ、タツヤセンパーイ」
綾子は明るく振る舞いながら、自分を抱きしめているタツヤの手を
振りほどき、押し戻した。
「もう、台本、落としちゃいましたよ、ミドリ先輩に怒られるから」
「ごめん、綾ちゃん」
「謝ることじゃないですけど、
急にだったからびっくりしちゃって、、」

黄昏の陽が二人をぼんやりと浮かび上がらせている。

「絶対離したくないって、、だから。
強く抱きしめないと逃げられちゃうって、だから」
タツヤがまっすぐ見つめてくる。
綾子も、応えるように見つめ返している。
「ぼく、、綾ちゃんのことが、、好きだよ、、
好きになっちゃったんだ、、」

ホールの奥、無音な控え室、
タツヤの荒れた息遣い。

「強く抱きしめすぎると、壊れちゃうものもありますからね、
シャボン玉みたいに。
だから、もっと優しくしてください」
そういうと綾子は一歩前に出て、タツヤの手をとった。
「綾ちゃん、、」
タツヤの目を見上げる。
「先輩、さっきから、綾ちゃんって呼んでくれてるでしょ。
この前まで綾子さんだったのに、今日は、会った時から綾子ちゃんで、、
今は、綾ちゃん、、」
「あ、そうだった、かな、、」
「嬉しくって、そう呼んでくれて。
さっきから、ずっと嬉しかったんですよ。
今までずっとよそよそしかったから」
タツヤの手を腰に回させる。
そして自分もタツヤの腰に手を回す。

「アタシも、タツヤ先輩のこと、好き、です」
背伸びして目を瞑ってチュッと唇に唇を寄せた。
鼻と鼻が当たってしまう。
「綾ちゃん、、好きだよ、、」
タツヤはそう言ってまた抱きしめた。
今度は、柔らかく優しく。
見つめ合い、また、キスをする。
今度は歯と歯が当たった。
処女と童貞、まだまだぎこちない。
またぎゅうっと抱きしめる。
綾子のおっぱいがタツヤの胸で潰れる。
「ぁぁっ」
自分でも思ってもい声が漏れた。
また電流が走る。
綾子はそれを受け止めるように
タツヤを抱く腕の力を強くした。
「綾ちゃん、いい匂いがする」

「先輩も今夜一緒にいてくれるんですよね」
綾子がねだるような目をした。
、、一緒にいたいんです、、

「早くホテルに戻らなきゃ、ですね」

来る時は長く感じられた廊下が、
手をつないで歩く二人には短かった。

裏口から出る前に
また強く抱きしめあった。
さっきより長く熱いキスをした。
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