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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第66章 前祝い・ケダモノたちの宴




「いよいよなんだな、健一」
「まあな、ヒロ」
「じゃ、前祝ってことで、乾杯」


ミドリの引退公演から数週間ほど経ったある夜、
放送研究部の部長を後輩に引き継いだ健一は、
一つ前の部長で、今は映像制作会社に入社している
ヒロフミと次回作品のシナリオができことを
祝っていた。


健一の次回作品は、映像だった。
ミドリが姿を消し、
健一も放送研究部のOBとなり、
直接の関わりはなくなっているから、
部としてのものではない。


ヒロフミのツテで、
舞台で最近、活躍をしているイケメン男優の
主役にした青春ものだった。


別荘地がある高原が舞台の、
ラブストーリー。
元カノと新しい恋人の間で
心が揺れる青年の物語だ。


近々、泊りがけでの
撮影がスタートする。
ヒロフミの父親が所有する別荘が
撮影の拠点となり、
近くの湖や白樺林、コテージが
撮影場所になる。


ファンクラブもできようかというくらい
人気急上昇中のイケメン男優の
プロモーションビデオPVのような作品で、
秋の高原を舞台にした、
爽やかで、幻想的で、メランコリックなものに
なる予定だ。


そのロケハンも兼ねて、
健一とヒロフミはやってきたのだ。


「イケメンくんにも
脚本、渡しといたぞ、
すげ〜いいって喜んでた」
「当たり前だろ、
彼には頑張ってもらわないとな。
もちろん、お前たちにもな」


別荘にいたのは、
健一とヒロフミだけではなかった。
その作品の元カノと新しい恋人役で
登場する女優たちも呼び出されていた。


バスローブをはだけて
ソファーに偉そうに踏ん反り返る、
健一とヒロフミの股間に、
その女優たちは、
全裸で跪かされ、
肉棒を奉仕させられていた。
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