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第69章 最終章　闇のシナリオのヒロイン誕生への道

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もちろん年下の男となんて
付き合ったこともない。
大学一年生の綾子にとって
年下なんて、高校生に
なってしまう。


そんな、性の喜びを
知ったばかりの綾子がまさか、
やがて年下とセックスすることになるとは
この時は本人も思ってもみなかった。
まだ見ぬ、年下の少年の顔なんて
思い浮かびようがなかった。


でも、いつか必ず、
その時はやってくるだろう。
それもそんなに
遠くない将来。


綾子は、女子大の教務課の掲示板に
貼ってあった家庭教師の
アルバイトに申し込んでいた。


先輩のミドリに憧れて
アナウンサー志望の
綾子だったけれど、
それとは別に、教職課程も取っていて
教師になることも考えていたのだ。


テレビカメラの前で、
ニュースを読み上げる自分、
教壇に立って生徒たちに
勉強を教える自分、
どちらも同じように想像していた。


だから家庭教師も勉強になると
思っていたのだ。
お小遣いにもなるし、
もってこいのアルバイトだった。


ただ、男子受験生相手に、
綾子が教えることになるのは、
勉強だけではなかった。


年下の童貞の生徒に綾子は、
自らが学ばされた
性のテクニックをやがて
使うことになるだろう。


そして年下の男によって
綾子の淫らなポテンシャルは、
さらに開発されていくことになる。


その開発の余地は、
無限にあった。