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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第69章 最終章 闇のシナリオのヒロイン誕生への道

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おそらく綾子のことを
一番理解して、
心配しているルカの言葉も
綾子には届かなかった。
「心配しすぎよ、ルカ」
「そうかもしれないけどさ。
ミドリと別れてすぐに
カオルって子に手をだしてんだろ」
「もぉ、ルカには関係ないでしょ」
昨日は、
綾子はそう言って
ルカからの電話を
一方的に切ってしまった。
ルカもマキちゃんも、
みんな、アタシが撮影に行くのを
止めたがるのよねー。
まるで保護者みたい、
もぉ、放っておいてほしいよ。
暗くなった部屋で、
綾子は、二段ベッドの上で
横になりながら、
下で寝ているマキに話しかけた。
「アタシね、本音の一番は、
カオルちゃんに
差をつけられたくないの。
だって、なんで彼女ばっかり、、、」
綾子は、自分が撮影に参加しないで
カオルがそのイケメンくんと
親しくなってしまうかも
そう思うと我慢ならなかったのだ。
「まあ、その気持ちは
わかるけどね。
彼女、最近さ、
一気に綺麗になったよね。
デキる男に愛されて、
主演女優になるとやっぱり
変わるのかな」
それこそが、
綾子が思っていたことだ。
綾子は、入学以来、
一つ年上の自分の方が
カオルよりも上に
いるんじゃないか、
勝手にそう思っていた。
放送研究部で、
タツヤと知り合い、
ミドリにも仲良くしてもらって、
その段階では、リードしていると
思っていたけれど、
あっという間に、抜き去られている感じだ。
おそらく綾子のことを
一番理解して、
心配しているルカの言葉も
綾子には届かなかった。
「心配しすぎよ、ルカ」
「そうかもしれないけどさ。
ミドリと別れてすぐに
カオルって子に手をだしてんだろ」
「もぉ、ルカには関係ないでしょ」
昨日は、
綾子はそう言って
ルカからの電話を
一方的に切ってしまった。
ルカもマキちゃんも、
みんな、アタシが撮影に行くのを
止めたがるのよねー。
まるで保護者みたい、
もぉ、放っておいてほしいよ。
暗くなった部屋で、
綾子は、二段ベッドの上で
横になりながら、
下で寝ているマキに話しかけた。
「アタシね、本音の一番は、
カオルちゃんに
差をつけられたくないの。
だって、なんで彼女ばっかり、、、」
綾子は、自分が撮影に参加しないで
カオルがそのイケメンくんと
親しくなってしまうかも
そう思うと我慢ならなかったのだ。
「まあ、その気持ちは
わかるけどね。
彼女、最近さ、
一気に綺麗になったよね。
デキる男に愛されて、
主演女優になるとやっぱり
変わるのかな」
それこそが、
綾子が思っていたことだ。
綾子は、入学以来、
一つ年上の自分の方が
カオルよりも上に
いるんじゃないか、
勝手にそう思っていた。
放送研究部で、
タツヤと知り合い、
ミドリにも仲良くしてもらって、
その段階では、リードしていると
思っていたけれど、
あっという間に、抜き去られている感じだ。

