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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第70章 エピローグ クランク淫 主艶女優綾子
1
「カァットォ〜〜〜」
少し前まで、放送研究部の部長だった
健一の小気味良い声が、
朝の高原に鳴り響いた。
綾子は、昨日の撮影の準備の時から
ワクワクドキドキが止まらなかった。
それがいよいよ始まったのだ。
先輩のミドリの引退公演の舞台を
裏方で手伝ったとはいえ、
映像の現場は初めてだった。
昨日、今回の主演女優を務める
親友のカオルと、
彼女の恋人で今回の映像作品の脚本・監督の健一、
そして放送研究部のOBでプロデューサーの
ヒロフミと同じ車で、
ロケ地の高原にやってきていた。
途中から、綾子が密かに恋い焦がれる
イケメンくんが、
ワゴンに同乗してきて、
その瞬間から舞い上がってしまっていた。
そして、今朝、クランクインとなったのだ。
と言っても、長い期間ではない。
順調に進めば、明日の夕方には終わる。
何かあったとしても明後日まで、
綾子はそう聞いていた。
イケメンくんも、
手慣れたもので、演技経験のない
カオルをうまくリードして
撮影は順調に進んでいた。
直前までは、カオルに、
嫉妬の気持ちもあった綾子も
今では、心から、頑張って、
そう応援していた。
それに、合間に、
イケメンくんに、水やタオルを
持っていくたびに、
「ありがとう、綾子ちゃん、
気がきくね」
そう声をかけてもらえるだけで
嬉しくて仕方がなかったのだ。
でも、昼前になって、
急に雰囲気が変わった。
「カオル、違うだろ、
何度言ったら、わかるんだよ」
監督の健一の、
厳しい言葉に、現場が張り付いた。
「カァットォ〜〜〜」
少し前まで、放送研究部の部長だった
健一の小気味良い声が、
朝の高原に鳴り響いた。
綾子は、昨日の撮影の準備の時から
ワクワクドキドキが止まらなかった。
それがいよいよ始まったのだ。
先輩のミドリの引退公演の舞台を
裏方で手伝ったとはいえ、
映像の現場は初めてだった。
昨日、今回の主演女優を務める
親友のカオルと、
彼女の恋人で今回の映像作品の脚本・監督の健一、
そして放送研究部のOBでプロデューサーの
ヒロフミと同じ車で、
ロケ地の高原にやってきていた。
途中から、綾子が密かに恋い焦がれる
イケメンくんが、
ワゴンに同乗してきて、
その瞬間から舞い上がってしまっていた。
そして、今朝、クランクインとなったのだ。
と言っても、長い期間ではない。
順調に進めば、明日の夕方には終わる。
何かあったとしても明後日まで、
綾子はそう聞いていた。
イケメンくんも、
手慣れたもので、演技経験のない
カオルをうまくリードして
撮影は順調に進んでいた。
直前までは、カオルに、
嫉妬の気持ちもあった綾子も
今では、心から、頑張って、
そう応援していた。
それに、合間に、
イケメンくんに、水やタオルを
持っていくたびに、
「ありがとう、綾子ちゃん、
気がきくね」
そう声をかけてもらえるだけで
嬉しくて仕方がなかったのだ。
でも、昼前になって、
急に雰囲気が変わった。
「カオル、違うだろ、
何度言ったら、わかるんだよ」
監督の健一の、
厳しい言葉に、現場が張り付いた。