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真紅の花嫁
第9章 蘇芳の埋火
「綾音ちゃん、デカすぎてびっくりしたかな」
三輪の問いかけに、童顔の女子大生は俯いて口を閉ざす。
浅黒いペニスは見事に反りかえっていたが、亮のものほどではない。
しかし、青年はそうは思っていないようだった。
自慢気たっぷりに、ふふん、と笑った。
「さ、綾音」
亮がうながすと、綾音は右手をインストラクターの怒張へと近づけていく。
指先が触れたとたん、肉竿がビクンと跳ね上がった。
女は顔を背けて、そろりそろりと血管の浮いた胴茎をしごきはじめる。
「こんなんじゃ、感じねえな」
三輪がうそぶく。
もちろん、虚勢だ。声がかすれていた。
けれど、女子大生は素直に左の細指も弓なりに絡めた。
赤黒く膨張した鈴肉に指が這い、先走りの透明液を塗り伸ばす。
縦長の綺麗な爪。雁首を刺激する動きが、いやらしすぎた。