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真紅の花嫁
第9章 蘇芳の埋火
三輪は上半身裸になって、分厚い胸筋と割れた腹筋を見せつけながら、女の脚の間に腰を進める。
弓なりの剛棒が、牡の肉欲も露わに、雄々しく屹立していた。
少年はソファの横に移動して、綾音の乱れた髪を梳いてやる。
「亮くん……
ほんとにこれでいいの?」
「綾音はぼくのモノだろ」
美少年の微笑に、女はこくんとうなづいた。
「ぼくのモノだから、ほかの男に抱かせることもできるんだ。
自慢したいんだよ。
ぼくの恋人は、こんなにイイ女だって」
「亮くん……」
綾音は少年を見上げて、潤んだ瞳を瞬《またた》かせる。
三輪がペニスを持って、肉の華に当てがった。
先端をなじませるように、二度、三度、恥裂をこする。
すでにそこは蜜液と唾液が入り混じり、無残な姿をさらしていた。
卑猥な擦過のたびに、ぬちょ、ぬちょ、くちょ、ぐちょ、とかすかな痴音が立つ。