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真紅の花嫁
第9章 蘇芳の埋火
二十二歳の裸身がビクンと反り返った。
そのまま、ビクンッビクンッと何度も何度も跳ね上がる。
すさまじいばかりの絶頂ダンス。
見ているだけで胸が熱くなった。
「うう、締まる……
おれも、出すぞ……おおおおおっ」
男の臀部がブルンと痙攣した。
「ああん、出てる……
亮くん以外のセーシが、わたしのなかに……
あ、また……いやあ、またイッちゃうっ……はううううっ」
(うそでしょ)
口に両手をやった。
信じられなかった。
避妊具も付けずに、女の体内に射精している。
真波は呆然として、いまだブルブルと震える若い裸身を眺め続けた。