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真紅の花嫁
第11章 銀色の拘束
「ああっ、すごい」
真波の脳裏に浮かんだのと同じ言葉が、綾音の口をついて出る。
太い血管を浮かせた幹に、プラムを思わせる先端。
優に二十センチはある雄渾が、手を伸ばせば届くほど近くにそそり勃つ。
圧倒されるしかなかった。
弓なりに細指が添えられた。
太さや硬さを確認するように、すりすりとしごきだす。
「やっぱり、亮くんのが……
ご主人さまのオチン×ンが、一番素敵です」
唇を尖らせて、先端にちゅっとキスをした。
先走りの透明液を舌先で舐めとり、さらに亀頭冠にねろねろと舌を這わせる。
雁のくびれを舌でなぞりながら、胴部を指で刺激するやり方も、堂にいったものだった。
美少年のものとも思えない巨根が、うれしそうにビクビクと跳ねた。
「真波さんが、うらやましそうに見てる」
亮の指摘に、綾音の双眸がこっちを向いた。
先ほどの恨みがましい感じではなく、かといって恥ずかしがる風もない。
真波と視線を合わせたまま、むしろ挑むように、男性器官をしゃぶり続ける。
真波の方がいたたまれなくなって、顔を背けた。
「ご主人さま、気持ちいいですか?」
「うう、めちゃくちゃ気持ちいいよ。
綾音、とってもうまくなったね」
「うれしい……
もっと気持ちよくなってください」