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真紅の花嫁
第3章 琥珀の夜
「はぁ……はぁあ……ぅんんっ」
しこり始めた乳首を口に含まれ、強く吸われた。
さらに、もう片方の乳首を指でつままれ、捏ねられる。
ふたつの肉粒に与えられる甘やかな刺激に、二十八歳の肉体が敏感に反応した。
(やだ……か、感じちゃう……)
秘めやかな部分が潤ってくるのを意識する。
左右の乳首を交互に吸っていた陽介の唇が、わき腹や腹部へと進み、おへそのまわりをついばまれた。
「や、まって」
さらに下に降りてこようとした彼の頭を、両手で押さえる。
「……それ、恥ずかしい」
口唇で愛されるのは、いまだに抵抗があった。
陽介は顔を上げると、口元に優しい笑みを浮かべ、真波の頬を撫でる。
身体をずらし上げ、唇を合わせてくた。真波も応える。
熱烈に舌を吸い合った。