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団地妻、桃香の青春とは……
第6章 桃香の青春

待ち合わせの交差点で、白シャツとジーパンスタイルの蒼汰が待っていた。
蒼汰を助手席に乗せて、横須賀を出発したのは午前10時過ぎだった。
高速には乗らずゆっくりと、相模湾沿いの海岸道へと向かった。
「ねえ、蒼汰くん、江の島へ行こうよ」
「うん……、今日の桃香さんって、素敵だね」
「うふっ、いつも、下着姿しか見てないものね」
「あ、その、そんなつもりじゃ……」
「うふふ、いいのよ」
ノースリーブのミニワンピースを身に着けた桃香が運転席に座ると、裾がずり上がって太ももが剥き出しになる。
「ねえ、蒼汰くん、この車って、狭いでしょう? どうして軽自動車なんかを選んだのか、分かる?」
「安いから?」
「ふふ、運転席と助手席がね、肩が触れ合うくらいに、ぴったりくっついてるからだわよ。手を伸ばしてさあ、私の太もも触ってもいいわよ。でもさあ、オッパイはダメ。焦ってハンドル狂っちゃうからね」
「こう……?」
「うふ、トラックの運ちゃんが見てるわよ、うふふ」
「見せつけてやる」

