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団地妻、桃香の青春とは……
第6章 桃香の青春

次は正常位に持ち込んで、蒼汰に上から責められたい。
蒼汰に思いっきり突かれて、思いっきり果ててイキたい。

「蒼汰……代わって……! 上に乗って……ああ」
「う、うん」

桃香は反転して仰向けになり、蒼汰も桃香を抱きしめ挿入したまま上になる。

蒼汰はガンガンと攻めてくる。桃香も下から応戦する。
腰を持ち上げ、上下左右と振り動かす。

「そ、蒼汰、キ、キスして! 蒼汰……、あ、ああーーん」
「う、くく、も、桃香……」

ぬめる肌がこすれてピチピチと、膣襞とチンポがこすれる音がプチュプチュと、互いの音が合奏して卑猥なムードが頂点に達する。


感じる! 感じる!
不感症のひだは感じなくとも、心の性感帯がムラムラと感じる。

だけど桃香は葛藤している。
どんなに感じた風を装っても、これはまやかしの快感ではないかと。

心の性感帯とか言って正当化して、辻褄を合わせても空虚な気持ちに変わりはない。

言い訳でごまかそうとすれば……、
心じゃなくて肉体で感じなければ……、
青春が穢れてしまわないのか。

それでも今はこれでいいのだ。
心で感じて、蒼汰が感じる。
たとえ青春の真似事だと言われようとも、まぎれもない今が青春だから。


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