この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Q 強制受精で生まれる私
第8章 3.0度目
 診察室に戻ってきた先生は私を見るやいなや、しばし顔をしかめた後に、やれやれといった感じの苦笑いで首を横に振る。胸以外は肌一色の体を凝視されるのは慣れることはなく、無意識に体育座りで視姦から守ってしまう。

「私は上着を脱いで下さいとだけ言ったはずなんですが。熱心なのは嬉しいですが、こちらも準備がありますのでそう急ぐ必要はないですよ。そんな格好で待ってたら寒いでしょう?」

 どうせ逃げられないように拘束した上、着ている下着をズタズタにされるのだ。そうなる前にこっちから先に脱いでいた方が身のためだ。…ブラは無くなっても仕方ないと諦めるしかない。何も着けてないのは流石に恥ずかしくて耐えられない。

「寒くなんかないです。どうせすぐに脱ぐんだから、別にいいじゃない。」

「そうですか。いや、体が震えていますのでてっきり寒いのかと思いました。」

 この…鈍感男でもないくせにどこまでも減らず口を。何やら見慣れない器具をいくつか持ってきたようだ。それらのほとんどが見覚えが無いけれど、あれらで一体何をされるのかは想像に難くない。

「何ですかそれは…今日も私に挿れるんじゃなかったんですか?」

「…挿れる? やれやれ、何度言えば理解して頂けるのでしょう。今日は膣内には挿れないと言ったばかりですよ。」

 信用するにはあまりに不足が過ぎる人間だが、先生は先に宣言したことは本当に守るつもりらしい。どういうつもり? 治療イコール挿入、射精のことじゃないの?
/236ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ