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RINZIN ー隣人ー
第4章 第三話
 「の、飲んだの……? 大丈夫?」
 「ん……うん。もう覚えた。涼太さんの味」
 「いやその……そうじゃなくて」
 「うーん、ちょっと脂っこいかなぁ。あと濃い。すっごくドロドロしてて喉がイガイガする……けどおいしかったよ♡」
 「は、ははっ……そりゃどうも……」
 「さてっ!」

 しゃがんでいた芽生が立ち上がる。

 「ちょっとは落ちついた?」
 「ん? ああ……まぁ一発ヌいたからな……」
 「そっか。じゃあ……どうする?」
 「……」
 「涼太さん……?」
 「上がってけよ」
 「いいの……?」
 「ああ。まだ……そのおっぱい生で見てねぇからな」
 「うん……そだね──」

 そうして涼太は芽生を部屋にあげると、玄関の鍵を閉めた。
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