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RINZIN ー隣人ー
第12章 第十一話

涼太は言われるがままにゆっくりと腰を下ろし、芽生の口へとペニスをあてがう。
しかし、先ほどから続くこのなんとも言えない空気感のせいか、涼太のペニスは半勃ちの状態だった。
「──あ、あれ? すまん……なんか俺、やっぱきょうはムリかも……」
「え……?」
涼太がはじめてそんな弱音を口にする。それもこの状況では致し方ないのかもしれない。精子脳などと揶揄される男の性欲であるが、それは案外センシティブなものなのかもしれない。
涼太にとって、この一連の流れはやはり彼なりにショックだったのだろう。
芽生がほかの男とセックスに及んでいようが売春で生計を立てていようが、きっとこれまでの涼太ならすでに面倒が勝り、どうでもよくなっているはずである。
そもそもが女嫌いの涼太。芽生のことを「所詮はマンコ」と蔑めばいいだけの話なのだ。そうすることで告白してしまった自分自身へのプライドも保たれるし、なにより負けを認めずに済む。涼太とは元来そういう男である。
しかし今回はいつものようにいかないようだ。要するにまだ気持ちの整理が追いついていない。芽生は「このままがいい」と言ったが、どうやら涼太はそうではないらしい。
男の股間はそのほとんどが単純であるがしかし、時にこんな繊細さを見せる。半勃ちのペニスは涼太の迷いそのものを体現しているようだった。
「──涼くん、じゃあそのままうしろ向いて?」
「い、いや……もういいって」
「いいから。早く──」
言われるがまま、芽生に背を向ける涼太。
すると芽生はソファの上で立ち膝をつき、涼太のデカ尻に顔を近づけていく。
「──んっ、んぉっ……!?♡」
次の瞬間、涼太の肛門に違和感が走る。そう、それは舌先の感触だった。芽生はアナルを舐めはじめたのだ。
「んっんっ♡ んはぁっ……♡ 涼くん……もっとおしり突き出して……?」
「おほっ!?♡ おぉっ……」
ピチャピチャと音を立て、涼太のアナルをやさしく舐め上げていく芽生。やがて涼太の半勃ちだったペニスが次第に上向きになっていく、そのとき──。
しかし、先ほどから続くこのなんとも言えない空気感のせいか、涼太のペニスは半勃ちの状態だった。
「──あ、あれ? すまん……なんか俺、やっぱきょうはムリかも……」
「え……?」
涼太がはじめてそんな弱音を口にする。それもこの状況では致し方ないのかもしれない。精子脳などと揶揄される男の性欲であるが、それは案外センシティブなものなのかもしれない。
涼太にとって、この一連の流れはやはり彼なりにショックだったのだろう。
芽生がほかの男とセックスに及んでいようが売春で生計を立てていようが、きっとこれまでの涼太ならすでに面倒が勝り、どうでもよくなっているはずである。
そもそもが女嫌いの涼太。芽生のことを「所詮はマンコ」と蔑めばいいだけの話なのだ。そうすることで告白してしまった自分自身へのプライドも保たれるし、なにより負けを認めずに済む。涼太とは元来そういう男である。
しかし今回はいつものようにいかないようだ。要するにまだ気持ちの整理が追いついていない。芽生は「このままがいい」と言ったが、どうやら涼太はそうではないらしい。
男の股間はそのほとんどが単純であるがしかし、時にこんな繊細さを見せる。半勃ちのペニスは涼太の迷いそのものを体現しているようだった。
「──涼くん、じゃあそのままうしろ向いて?」
「い、いや……もういいって」
「いいから。早く──」
言われるがまま、芽生に背を向ける涼太。
すると芽生はソファの上で立ち膝をつき、涼太のデカ尻に顔を近づけていく。
「──んっ、んぉっ……!?♡」
次の瞬間、涼太の肛門に違和感が走る。そう、それは舌先の感触だった。芽生はアナルを舐めはじめたのだ。
「んっんっ♡ んはぁっ……♡ 涼くん……もっとおしり突き出して……?」
「おほっ!?♡ おぉっ……」
ピチャピチャと音を立て、涼太のアナルをやさしく舐め上げていく芽生。やがて涼太の半勃ちだったペニスが次第に上向きになっていく、そのとき──。

