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第12章 第十一話

　「グフッ……！！　ンンンンンンッッ！！」
　「俺にこうしてほしかったんだよな？　なあっ！？」
　「グフッ！！　ゲフォォオオッッ……！！」

　芽生はペニスとともに、逆流した胃液と大量の唾液を吐き出した。

　「ﾊｧｯ、ﾊｧｯ、ﾊｧｯ──、りょうくんっ……ﾝゴォォッ！？　ガハッ！！　グフォォォ……」

　息をつかせる間もなく、涼太はまたペニスをねじ込む。芽生の口から絶えず胃液と唾液がこぼれ落ち、それが胸の谷間へと滴り落ちていく様はあまりになまめかしい。

　芽生は目に涙を浮かべてむせ返り、その愛くるしい顔面を激しくゆがめてもなお、口内で暴れ回る肉棒に必死で喰らいついているようだった。

　一方の涼太は、ヌメヌメとしたイラマチオ特有の粘膜をこれでもかと堪能していた。これまで奉仕をさせるためにあったその器官が、ただのオナホール扱いに変わったのだ。こんなむごたらしいプレイを、あんな汚らしい中年オヤジにもさせていたと思うと、涼太の中にふつふつと怒りが湧きあがるとともに、言いようのない衝動、そして──興奮に襲われるのだった。

　「──ガッッ！！　ガッハァァアアア！！」

　芽生はまたペニスを吐き出す。
　すると涼太は芽生の肩を掴み、そのまま乱暴に床へと叩きつけた。

　「キャッ！？」
　「おい、休んでんじゃねぇぞ。咥えろよ」

　涼太は床に寝転んだ芽生に馬乗りになり、またしても肉棒を口にねじ込んでいく。

　「りょっ、りょうくっ──ンンンッ！！」

　重力にまかせ、垂直に芽生の喉奥を犯す涼太。芽生は足をバタつかせ、涼太の内ももをペチペチと叩いてもがき苦しんでいた。しかし芽生が何度吐き出そうとも、涼太のペニスはレイプさながら、まるでトラッキングミサイルかのようにしつこく芽生の口を追従し、そこをこじ開ける。