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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第19章 1日目・夜2 緊張のリビング
「ヒロシくん、飲めるじゃないか〜。
ほら、ママ、注いでやれよ」
「アタシが継ぐの?」注ごうとすると、
どうにもガウンがはだけてしまう。

その下には、さっきのワインレッドの
ブラが見え隠れしているはずだ。
胸の丸みさえきっとわかってしまうに
違いない扇情的な姿だった。

「もう、あんまり飲み過ぎないでね、
ヒロシくん」
ヒロシがチラ見するのはわかっていても
夫に言われたから注ぐしかなかった。

「はい、どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
思わず目が合ってしまった。
綾子は早く帰って、という
意味を目線に込めたけれど、
必要以上に見つめるのも危険だった。

まさか、ヒロシがこの場で
昼間のことを言うとは思えないけれど、
でもちょっとした仕草で、
夫にバレてしまうのが怖かった。

「ありがとうございます。
綾子さんもどうぞ」
「あ、ありがとう」
綾子は、ガウンの合わせ目を
直しながら、注いでもらった。


しばらくとりとめのない世間話が続いて
綾子も安心した。
「じゃあ、風呂にでも入るか。
ヒロシくんは、まだゆっくりとして行って
くれていいんだぞ」

「でも、悪いんで」
「そんなことないよな、ママ。
抱かれたい男ランキングナンバーワンと
二人きりだなんて、夏音に怒られちゃいそうだけどな」


「だから、あれは、、、」
「冗談だよ冗談、
ヒロシくん、間違っても抱かないでくれよな。
あ、でもチェリーボーイには無理だな、
綾子の相手は。

それにこんなオバさんには興味ないだろ。
周りに女子大生、いっぱいいるんだから。

ま、ゆっくりしてってよ。
ほら、ママ、ヒロシくんのグラス、空いてるぞ。
注いでやれよ」
酔っ払って軽口のまま、浴室へと向かっていった。

ヒロシと二人きりになるのは
さすがに気まずかったけれど、
仕方がないことだった。

ヒロシがずっと見つめていることに
すぐに気づいた。
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