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第67章 3日目・午前３　受け止められない歪んだ愛

「でも佳奈子さん、
大学はどうしたの？
ダンスもしてたのよね？」

「ボクも気になって聞いたんだよね。
ダンスは、カコちゃん、
ずっと頑張ってきたからさ、
ボクもよく応援に行ってた。
カコちゃん、カッコよかったな。


優等生のカコちゃん、
ダンサーのカコちゃん、
エッチなカコちゃん、、、
全部を知ってるのはボクだけ」


カコちゃんに聞いたのに、あいつが
答えたんだ。


「大学は、卒業までちゃんとさせてやるさ。
今年の秋にダンスの大会があるみたいだから
結婚は、そのあとにして欲しいって、
それだけはどうしてもって
佳奈子に、頼まれたから。


佳奈子、リーダーらしいじゃないか。
有終の美ってのを飾れるといいな。
タケトもたまに応援に行ってんだろ。
佳奈子はスタイルもいいし、
華があるから目立ってんだろうな。


俺のおかげで、
秋には艶っぽくもなってるんじゃなか。
ぐぅわはは。
今度ユニホーム姿、見せてもらうかな。


でも、婚約したら部屋は、明日っから、
佳奈子は俺と一緒だから。
タケトは、一人で広々と使えるようになるな、
よかったなって」


「明日って、、、
じゃあ今夜は、、、？」


もしかして一緒に過ごせるかもって
一瞬、期待しちゃった。