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第67章 3日目・午前３　受け止められない歪んだ愛

でもそれも、
瞬殺だった。


「今夜はこの下の階の
スイートルームに泊まるに
決まってるじゃないか。
ちょっと早いけど新婚初夜だからな。


佳奈子からここに泊まりたいって
リクエストされたからな。
そうだろ佳奈子、、、」
「、、、は、、、はい、、、」


一瞬だけ、カコちゃんと目が合った。
この下って、、、
そこ、昨日のボクとの、、、
そうだったんだ、、、カコちゃん、、、


今夜、あいつに女にされる前に、
ボクと初体験したかったってことだよね。
今夜、抱かれながら、
ボクとのことも思い出してくれるんだよね。


それだけは、嬉しかったよ。
ボクを嫌いになったとか
そういうことじゃないんだよね。



でも、今夜は、、、



そう思うと、嬉しさも
あっという間に萎んじゃった。



カコちゃん、、、あいつに
取られちゃった、、、
今思い出しても、、、
悔しい夜だった。





タケトくん、、、
もしかして、、、
泣いてるの、、、


それは、辛かったよね、、、
どう慰めていいのか、
わからない。


タケトくんのペニス、勃起して
猛ったままだけど、
それを動かすのは違うわよね。


綾子は、せめても思い、
強く抱きしめ、
顔を近づけ、
溢れる涙にキスをした。