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第67章 3日目・午前３　受け止められない歪んだ愛

でも、このマンションで暮らしてても
まだ結婚はしてるんだよね。
世間的には、
母親が子供連れて、別居してる
ってことなんだろうけど、、、


佳奈子さん、結婚する前は、
タケトくんと愛し合ってたんだから、
二人で暮らすようになったら、
もう誰にも邪魔されないわよね、、、


二人が同じベッドで交わっている、
いけない妄想をしてしまった。
どっちが主導権握るんだろ。


やっぱり年上の佳奈子さんなのかな、、、
そしたら騎乗位で、腰振ってるの？
もしタケトくんだったら、
バックからかな、、、
犯すように抱くのかしら、、、
ぁあん、想像しちゃうぅ。


いくら大切に思ってるからって
お姉さんの子どもとのこんな禁断の関係、
いつまでも続けちゃいけないよ。


そんなことは
佳奈子さんもとっくに、
気づいてるのよね。
あいつからだけじゃなくて
タケトくんからも、離れたいのよね。


タケトくんが、アタシを好きになっちゃった
っていうことを知って、
これを機会に離れようって
決心したのかしら。


だから好きな人、作ったのかな。


まだ結婚しているんなら、
どんな未来を思い描いているか
わからないけど。


「でもさ、カコちゃん、
ボクを一人残して
お泊まりに出かけるなんてひどいよね。

別居状態だけどさ、
一応、あいつとはまだ、結婚してるんだよ。
ねえ、綾子さん、
まずいよね？」