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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第4章 前夜2 動揺
どの写真だろ。
そんな写真、撮ったっけな?
綾子は思い当たることがなかった。

「ねえ、その写真って、なあに」
「見たい?」
「見たいっていうか、気になるから」
「どおしよっかなあ」

「ちょっと意地悪しないで」
「綾子さん、困った顔も可愛いですね」
「もう、からかわないでよ。
「届くかなあ、綾子さん」
ヒロシが手を伸ばして高く上げた。
座ったままでは届きそうにない。

「ねえ、お願い」
「じゃあ、交換条件で」
「交換?」
「オレが綾子さんのお願い聞くから、
綾子さんも俺のお願いを叶えてくれるってのはどう?」
「お願いって?」
「約束してくれたら、教えてあげるけど」

綾子はドキドキしていた。
いきなり脅すようなことはないだろうけれど、
自分の方が立場は弱い。

「写真見たいだけだから、
それに見合うようなお願いなら聞いてあげるけど」
「ヤッタァ」
「無理は言わないでね」
「はあい、綾子さん。
じゃあ、どうぞ」

ヒロシから手渡されたスマホの画面では
さっき撮ったばかりの綾子が微笑んでいた。
「その一枚前ですよ」

その写真を見た瞬間、
綾子は、固まってしまった。

似ている。あたしに。
いや、あたしだ。

あの日の
あのカフェの
綾子が楽しそうに微笑んでいた。
相手は背中しか写っていない。
けれど、それが男であることは
明らかだった。

それも綾子が見覚えのある、あの背中。
何度も追いかけたことがある、あの背中。
全然変わっていなかったんだ。
それにしてもアタシ、本当に嬉しそうな顔してる。

「ね、似てるでしょ。
でもこの写真の方が、ずっとずっと笑ってるけど。
ねえ、これ、綾子さん、でしょ?
違う?」
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