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第69章 ３日目・昼２　凌蹂の運転席

それは、深く考えていなかった、、、
アタシ、どうするつもりだったんだろ？


「パパさんと、、、？
それとも、ヒロくんと、、、？
どっちももういないのに、、、
だったら、もう
あのバイトの大学生しかいないよね」


、、、すぐにできるか分かんないけど、、、
Tちゃんにしてもらおうかな、、、
きっと協力してくれると思うし、、、
、、、なんて、、、いつになるか、、、


「だって、絶対、綾子先生のこと
気になるみたいで、
今だってずっとこっち見てる」


綾子もそのことには
ずっと気づいていた。
さっきのレジでの熱い視線も気になっていた。


好きな人がいるって、、、
まさかアタシのことじゃないよね、、、
さすがにそれはね、、、
だって、すごい久しぶりに会ったし、、、


「もぉ、、、どうするかは
タケトくんに関係ないでしょ、、、
使わなかったら、
テキトーな感想伝えておくわよ」



後部座席のタケトと話しているように
思われないように
スマホを手に、電話をしているような
素振りを続けていた。


「はぁい。
じゃあ、そのドリンク、
早く、飲んじゃってくださいよぉ
時間ないでしょ、、、
彼に見えるように、、、
色っぽく飲んで喜ばせてあげて〜」