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第70章 ３日目・昼3　淫惑の学校見学

タケトくん、、、
さっき梨花ちゃんが、
お義兄さん好きって聞いてたよね、、、
それでこんなこと、、、


「さっきのあの先輩じゃないんですよね」
「先輩とは何にもないんだから」
「キミはどうなの？」
「え〜、そんなこと聞くんですか〜」
「中学生なんだから、好きな子くらいいるでしょ」


「ボク、春に転校してきたばっかりで、
学校に馴染めなくって、、、
でもね、一目惚れしちゃったんです。
もうドキドキしちゃって」


「へぇ〜、よかったね。
そんな子と出会えて」
「子ってことじゃないけど、、、
それに、相手がいるから、
悲しい片思いってとこです、、、」
「ふぅん、、、中学生も大変ね」


「梨花も、片思いよ、、、
でもいいの、実らなくっても」
「お姉さんなら、可愛いから
うまくいくと思うなぁ。
応援してますよ」


「ありがとう、、、でもね〜」
「うまくいかなかったら、
ボクの彼女にしてあげても
いいですよ」


「もぉ、中学生が生意気言うんじゃないわよ。
キミはその片思いの相手とうまくいくことを
考えなさいよ」
「はぁい」


タケトくんと梨花ちゃん、
相性いいのかしら。
こんなに意気投合して、
楽しそうでいいな、、、