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第71章 ３日目・昼４　恥辱の個人授業・ボクだけの先生

それにしてもタケトくん、
遅いな、、、
梨花ちゃんとの話、
もう終わったのよね、、、
でもなかなか帰ってこないんだ。


すぐそこにいるのに、、、
何かしてるのかしら、、、
綾子は気になって席を立った。


そして廊下に出てけれど
声は聞こえてこない。
さっきタケトがしたように
ドアを静かに開けて僅かの隙間から
外を覗いてみた。


、、、えっ、、、
綾子は声を出しそうになって
口に手を当てた。



タケトは、
なんと梨花と抱きしめあって、
キスをしていた。
背中しか見えないけれど
梨花に違いない。


と、タケトと目があった。
その目が笑ったように思えた。
キスを止める気配はない。


なんでこんなことになってるの？
もしかしてタケトくん、
さっき盗撮した手コキの動画で
梨花ちゃん、脅しちゃったとか。
それにしたら、
梨花ちゃんも、嫌がる感じはないのよね。


声をかけることはできなかった。
そのまま、教え子の梨花と
タケトがキスをするのを
見続けている。


梨花ちゃん、、、
キスもしたことなかったって
言ってたわよね、
なのに、初対面のタケトくんと、、、