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第71章 ３日目・昼４　恥辱の個人授業・ボクだけの先生

「ボクの２年からの担任の先生って、
マコママの後輩でさ、
新卒で教師になったばかりの時から
よく面倒みてくれたんだって。


放課後、居残って勉強してたら、
そんな話になってさ。
聞いたら、うちにも遊びに来たこと
何度もあったって。
話しているうちに、そういえば〜って。


確か、婚約者って男の人
連れてきたこともあったな」



タケトくんの亡くなったお母さん、
真奈子さんの後輩だったら、
確かに、いろいろ気がかりになっちゃうわよね。


でもだからと言って、、、
付き合うなんて、、、
そんな展開になるの？
やっぱり信じられない、、、
なんでそんなことになっちゃうのかしら。


「新学期が始まって、しばらくしたら
家庭訪問の時期になってさ、
担任の先生が、家に来てくれたんだよね。
あいつもさ、珍しく家にいて、
カコちゃんと一緒に話ししてた」


あいつって、タケトくんの
お父さんよね、、、
まだ女子大生だった真奈子さんの妹の
佳奈子さんを後妻にしちゃったって。
まだそんなに経ってない時期かな。


「カコちゃんも
家に来た先生のこと
覚えてたみたいで、
二人でマコママの話してるのが
聞こえてきたんだよね」