パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第74章 ３日目・昼７　電話中に淫湿なお仕置き

面と向かっては聞けないけれど、
怪しいと思い始めたらキリがなく
夫との間の溝は広がるばかり。


娘の夏音の存在だけが、
それを繋いでいるくらいだ。
でも、その娘にすら、二人の仲を
怪しまれてもいるみたいだ。


心も体も乾いていくのがわかった。
だったら、、、アタシだって、、、


そう思って、Tちゃんに会っちゃったのだ。
連絡先を知らなかったら
そんなことにならなかったのに、
それは、カオルちゃんのせいなんだから。


久しぶりすぎてドキドキしてしまったけれど
にっこりと笑って手を振ってきて、
全然変わってなかった。


最初に入ったダイニングでは、
よそよそしく距離もあって、
お互い探り探りの会話が続いてた。


付き合っていたあの頃が
そのまま続いてる雰囲気が
やがて出来上がったのよね。
一度別れたことなんて、
もうなかったみたいに。


そこを出ると
路地の暗がりで抱きしめてくれた。
あの頃を思わせる熱い抱擁だった。
久しぶりのキスに、カラダの芯まで
とろけてしまった。


、、、まさか、その瞬間を、
東京に行ってからは全く合っていなかった
隣人の大学生、ヒロシくんに見られ、
写真まで撮られているなんて、
思ってもみなかったけど、、、