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第75章 ３日目・昼８　お仕置き・おかわり・強制自慰

いったい何をどうしたら
こんな状況に立たされることに
なるというのだろう。


夏休みの、ある一日、
担任をする教室で、
人妻教師綾子は、自分の
運命を呪うしかなかった。


その運命は、
遠鳴りする雷のように
少しずつ綾子に近づいてくる。


かといって無縁なことに
巻き込まれたわけでもない。
自分が呼び寄せてしまった運命、
そう思うとやるせなく、
ただ、過ぎ去ってくれるのを
待つだけだった。


でも過ぎ去ってくれるにしても
一度はその雷がもたらす
嵐に巻き込まれなくては
ならないのだろう。


いや、すでに巻き込まれ、
綾子は自分の人生の
将来を見失っていた。



「もしもし、
ヒロく〜ん、さっきはごめんね、
電波悪かったみたいで」


今、綾子をこの「運命の嵐」
ともえ言えるような教室に
閉じ込めているのは、
同じマンションに住む中学生だ。
学校見学と言いながら、
ずっと機会を窺っていたに違いない。


溌剌として、可愛さもあって、
誰からも好かれてしまう笑顔を
振りまいている。
でも、それは、仮面だった。


油断するとその澄んだ瞳に
吸い込まれ、
ココロもカラダも蹂躙されてしまう。


嵐をも操る、
やさしい悪魔のような
少年だった。