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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第31章 2日目・夜4 二人だけの乾杯
あの夏のあの時の彼よりも
ヒロシの方が一つ二つ上くらいだろうか。
やらしいのは同じような感じかな、
しょうがないよね、若いんだから。

それでも、ヒロシには強引なところや乱暴なところがない。
最初に会った中学生の頃から、こんなやさしい感じ。
いつもアタシの気持ちを考えてくれている気がする。
ただ、お願いだからそんなに見つめないで。

こっちはあの彼の時のように独身じゃないんだから。
家族があると理性の働き方が
全く違う。
特にここは自分が暮らす家の隣。夫もすぐそばにいる。

それでも、綾子は、さっきからの
カラダの疼き、今も続いていることを感じている。
足の震えの正体も知っている。

「さ、白ワインで、乾杯しましょ。
注いであげますね。
ほらグラスを持って」

カラダが内側から熱くなってきている。
冷たい白ワインが、その熱を冷ましてくれるだろうか。
でも、そのアルコールが何かに火をつけてしまいそうで
それも怖い。

別に拉致や監禁をされたわけではない。
ヒロシも普通の大学生だ。
強要してくることもないし、
脅迫されたわけでもない。
自分のことを好きと言ってくれているだけ。
熱いくらいに見つめてくるだけ。

普通にこうしていれば会話も楽しいくらいだ。
よき隣人青年。

昨日の昼に手と口でしてあげたことや
夕べ家を訪ねてきたヒロシに
恥ずかしい下着姿を見られてしまったことなど
そんな色々とあった淫らなことも
忘れてしまう瞬間すらある。
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