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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第32章 2日目・夜5 後輩からのSOS
綾子がヒロシと奥の部屋に向かおうとした
その時、
綾子のスマホが鳴った。
画面が光る。

「LINEですね」
後ろにいたヒロシに見られてしまった。
、、誰からだろう、、
、、夫だったらやだな、、
、、娘だったら急用だろうか、、
でもここでは見たくない。

「確認しなくていいんですか?」
「急ぎじゃないと思うわ。
そうだったら、また連絡あると思うし」
誰からか、確認するのは
怖かった。

「じゃ、いいんですけど。
さ、行きましょうか」

ヒロシが何気ない感じで肩に触れて押してきた。
カラダがビクッとする。
、、近いよ、、ヒロシくん、、
、、あんまり、近づかないで、、

何かされるんじゃないかという不安
そして
それを受け入れてしまうんじゃないかという不安、
でもその不安は、期待の裏返しでもある。

その時が、近い、、
、、でも、、だめ、、
綾子が逃げるように足を進めると
また通知音が鳴った。

「急ぎかもしれないですね」
「そうね、ちょっと確認していい?」
「どうぞどうぞ。
時間はたっぷりありますから」
その言い方が気になるけれど
そんな場合じゃない。

綾子はまた腰掛けた。
ヒロシは見ちゃいけないと思ったのか、
テーブルの上の空いた皿を
片付けている。

「あ、恭子ちゃんから」
「キョウコちゃん?」
「さっきまで一緒だった学校の先生。
どうしたんだろ?珍しい、、」

綾子がラインのトーク画面を見ると
SOSのスタンプと
コールミーのスタンプが
立て続けに届いていた。

ヒロシの方に向けてその画面を見せた。
さすがにこれはスルーできないだろう。
「なんか、大変みたいですね」
「そうね、急ぎのことみたい。
電話していい?」
「もちろんですよ、どうぞ」
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