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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第33章 2日目・夜6 グッショブ
あれ、アタシ、今、
ヒロシくんのこと抱きしめたいって、、
ちょっと何それ、、
母性本能じゃないよね、、
何?その感情、、、、

なんで、そんなこと、考えちゃったの?
あまりに翻弄されて、おかしくなっちゃたのかしら?
さっきなんて、恭子ちゃんに嫉妬してた?もしかして、、
どうしたのよ、、
綾ちゃん、、
違うでしょ、、

恭子からの突然のSOSというアクシデントはあったけれど、
今のアタシはとにかく
写真を消してもらいたい、
それだけだったはずだ。

あれさえなくなれば、
幸せな家庭を今まで通り続けていけるだろう。
そのためにここに来ているんだよね。

自分から招いてしまった事態とはいえん
踏み外してしまった行為を
なかったものにしたかったんだよね。

なのに、ここでヒロシくんのこと抱きしめてしまったら、、
どうなっちゃうの?
もうこれ以上、踏み外しちゃダメよ、

「あ、写真でしたね」
ヒロシの方が話を戻してくれて
ホッとした。

「綾子さんの用事は。
どうぞ、あっちの部屋です。
ってそれはもう知ってますよね、
昨日来てるから」

なんでそんなに、
すぐに無表情になって、
淡々と話せるのよ、、、

綾子はヒロシに促されるまま、
今度こそ本当に、
奥の部屋に向かった。

ヒロシの手が後ろから背中に添えられている。

綾子のカラダに拒否感は生まれなかった。
いつしか自然のことのように受け入れていた。
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