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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第82章 3日目・午後4 新たな脅迫者
返事はないけれど、
人の気配はあった。


「ぁっぁぁっんっ」


気配だけではない。
女の艶かしい声も聞こえてくる。
一体、何が起きてるの?


もしかして、
ずっといたの?
アタシのオナニーしながらの独り言、
ぜんぶ、聞かれてたの?


タケトくん、とか、
Tちゃん、とか、
挿れて、とか、
抱いて、とか
オマンコ、とか、
ちんぽ、とか、


喘ぎ声を上げながら、
聞かれちゃいけない淫らなこと、
いっぱい口走ってた。
やっぱり誰かいたのだ、、、
それなのにあたしったら、、、


今更なのかもしれないけれど、
綾子は慌ててブラウスの前を閉じ、
ベッド上にあったバスタオルを
手にとって、腰にかけた。
一応、恥ずかしい部分は
隠せている。


と、ベッドを囲うカーテンの
合わせ目のところから、
誰かが飛び出るように
姿を現すのが見えた。


自分から、進んで、
というよりはいやいや
押し出される感じにも思えた。
決して綾子の前に出たかった訳ではないようだ。


薄暗い保健室だから、
それが誰かはわからないけれど
さっきまでいた後輩教師の恭子ちゃん
ではないのはわかった。
もちろん、タケトくんでもない。
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