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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第7章 前夜5 朗読
綾子のカラダの奥底の、女としての熱さが、
何かを求めて、じわりじわりと体を痺れさせていた。
これまでのことと
これからのことがカラダの中で撹拌されていく。
ここのところの欲求不満なこともあったかもしれない。
夫は、仕事が忙しく、かまってくれなかった。
アタシはこんなにも欲しているのに、、、
東京に行って戻ってきて以来、
綾子は、体の疼きをコントロールできないでいた。
あの夜のことは綾子のカラダにいろいろなことを思い出させた。
あの人にアタシ全部開発されたんだ。
でも彼に会うことはかなわない。
一夜限りの逢瀬という約束だった。
そんな時に現れたのが
大学生になったばかりのヒロシ。
つい少し前まで娘ともよく遊んでくれた少年だったのに、
今はやたらと大人びて見えた。
もちろん、何かが起きていいわけもないけれど、
体は、おかしくなってしまいそうだった。
自分でも目がとろんとしてきているのが分かる。
欲している、
オトコのカラダのぬくもりを、
オトコのカラダの激しさを。
早く一人になりたい。
一人になって、この疼きを解消したい。
そんな状態になっていた。
「わかりました。綾子さん、
無理は言いたくないんで、
今夜は、もう帰りますね」
心が見透かされたようなヒロシの言葉に
綾子は救われた思いだった。
もし次もまたエロい言葉を読まされたら
官能の渦に巻き込まれた自分が
どうなってしまったかわかったもんじゃない。
「本当は、ここも欲しかったんだけど、
諦めます。また、今度で」
そう言ってヒロシはしおりを挟み直した。
「今度は、ないわよ。
今夜は特別だったんだから」
「すごく、楽しかったです。
ずっと綾子さんと一緒に赤ワイン飲みたいって
思ってたから」
「そうだったの?」
「だっていっつもとても美味しそうに飲むし、
それに、、、」
「それに、酔って赤くなってる綾子さん、
すごく可愛いから」
、、可愛いなんてもう何年も言われてないよ、、
「そんなこと言ってないで、早く寝なさい」
「はあい。綾子さんもよく眠れるといいですね」
「さっとシャワーでも浴びて、
バタン、ね、きっと。
おやすみヒロシくん」
「おやすみ、綾子さん」
そう声を掛け合って、ヒロシは、
玄関から隣の自分の家へと戻って行った。
でも、まだ一日は終わらなかった。
それは綾子もヒロシも同じだった。
何かを求めて、じわりじわりと体を痺れさせていた。
これまでのことと
これからのことがカラダの中で撹拌されていく。
ここのところの欲求不満なこともあったかもしれない。
夫は、仕事が忙しく、かまってくれなかった。
アタシはこんなにも欲しているのに、、、
東京に行って戻ってきて以来、
綾子は、体の疼きをコントロールできないでいた。
あの夜のことは綾子のカラダにいろいろなことを思い出させた。
あの人にアタシ全部開発されたんだ。
でも彼に会うことはかなわない。
一夜限りの逢瀬という約束だった。
そんな時に現れたのが
大学生になったばかりのヒロシ。
つい少し前まで娘ともよく遊んでくれた少年だったのに、
今はやたらと大人びて見えた。
もちろん、何かが起きていいわけもないけれど、
体は、おかしくなってしまいそうだった。
自分でも目がとろんとしてきているのが分かる。
欲している、
オトコのカラダのぬくもりを、
オトコのカラダの激しさを。
早く一人になりたい。
一人になって、この疼きを解消したい。
そんな状態になっていた。
「わかりました。綾子さん、
無理は言いたくないんで、
今夜は、もう帰りますね」
心が見透かされたようなヒロシの言葉に
綾子は救われた思いだった。
もし次もまたエロい言葉を読まされたら
官能の渦に巻き込まれた自分が
どうなってしまったかわかったもんじゃない。
「本当は、ここも欲しかったんだけど、
諦めます。また、今度で」
そう言ってヒロシはしおりを挟み直した。
「今度は、ないわよ。
今夜は特別だったんだから」
「すごく、楽しかったです。
ずっと綾子さんと一緒に赤ワイン飲みたいって
思ってたから」
「そうだったの?」
「だっていっつもとても美味しそうに飲むし、
それに、、、」
「それに、酔って赤くなってる綾子さん、
すごく可愛いから」
、、可愛いなんてもう何年も言われてないよ、、
「そんなこと言ってないで、早く寝なさい」
「はあい。綾子さんもよく眠れるといいですね」
「さっとシャワーでも浴びて、
バタン、ね、きっと。
おやすみヒロシくん」
「おやすみ、綾子さん」
そう声を掛け合って、ヒロシは、
玄関から隣の自分の家へと戻って行った。
でも、まだ一日は終わらなかった。
それは綾子もヒロシも同じだった。