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第39章 ２日目・夜１２　逆らえない操り人形

「パパサンノ　マエデモ　
シテルンデスカ」

こんなこと、しないから、、
誰の前でもしないから、、
ヒロシくんに命令されたから、、
ヒロシくんにだけ、、見せてあげてるのよ、、

だって、モウスグオワリ、なんでしょ。
だから、何を言われても我慢して努力して
言うとおりにしているよの。

モウスグオワリ、という言葉を信じているのよ。
努力してこの「課題」を乗り越えれば、
「よくできました」って解放してくれるんでしょ。

そんな思いと同時に、なんかの拍子に
ヒロシが暴発してくれたら、
それで終わりになるんじゃないか
そんな淡い期待も微かにあった。

まだオンナを知らないヒロシには
刺激的な光景のはずだ。

清純な優等生がそのまま先生になった、
そんな雰囲気を今でも保っている綾子。
このヒロシからの要求も
「課題」と意識を変えて努力して
優等生のようになんとかやり遂げた。

でも、アタマの中の問題だ。
カラダは違う。
どこか無意識のところで、
オワラナイことも期待し始めていた。

決して清純な優等生ではない。
あまりにも淫らな下着を学校に着けていく
人妻教師の姿がここにあった。