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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第46章 2日目・夜19 夫からの電話中の罰
「もしもし、あ、あなた、、
ごめんね、気づかなくて。

LINE? あ、見れてなかった。

あ、うん、恭子ちゃんたちと
二次会、、

うん、そんなに遅くならないようにする。

それより、何度もどうしたの?

え?明日、朝から、、また、、
そ、そう、、気をつけて、、、

え?ヒロシくん、、、大丈夫だよ、そんなの」

ヒロシは自分の名前が出てきてびっくりして、
綾子に近づいた。
綾子が、来ないでと手で制止するのも
構わずにスマホに耳を当てた。

夫の声がヒロシにも聞こえてしまう。
「いや、アイツさ、昨日も危ない目してたじゃないか。
お前と夏音と二人っきりにしてさ、
大丈夫かな?」

じゃあ、出張行かなきゃいいじゃない、とは言えなかった。

ヒロシが東京にもどることも言えればよかったけれど、
それもできなかった。

「そんなの、大丈夫に決まってるよ。
悪い子じゃないと思う」
「ああいう、童貞野郎が、一番危険なんだよ、
気を付けろよ、、
夏の暑さでさ、ムラムラして、
おかしくなっちゃってさ」


ヒロシは、綾子の夫がまた自分をディスるのを
聞いてしまった。
綾子がヒロシの顔を見る。
さっきまでの穏やかだった表情はない。

「綾子やさしいからさ、
あいつ勘違いして、襲い掛かってくるかも
しれないぞ」
「そんなこと、しないって」
「変態野郎になっちゃうんだよ、
気をつけろよ、ホント」

今のヒロシは、夫が言う「危ない目」の状態かもしれない。
でもそれは、自分に向けられたものではなく
夫へのものだと感じた。

耳元で囁かれる。
「ディスりには、罰を」
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