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第94章 3日目・午後１6　彼女からの電話・声我慢ゲーム

「それにさ、
オレだって、綾子先生に
大学の面接の相談したかったし」
「秋に東京行くってのでしょ。
そんなの相談の必要があるの？」


「だって、推薦状は書いてくれたけど、
まだ決まりってわけじゃないけど」
「でも、今日、学校休みでしょ」
「先生だけ、来てたんだよ。
車停まってたからさ」


ベッドの下で聞いている梨花も
ショウタのデマカセには驚いてしまう。
そんなの作り話をよくペラペラと。
全部が嘘じゃないところもすごい。


「ふ〜ん、じゃあ、
綾子先生に替わってよ」


彼女さんも、すご〜い、
いいところ、突いてくるなぁ。
替われるわけなんて、ないよね。
ショウくんも万事休すって
ところかな。
でも、彼女さんと別れることになっても
梨花的にはOKだけどね。


「いいよぉ、
綾子先生、
彼女がさ、言うこと信じてくれなくってさ。
替わってもらってもいいかな？」


ショウくん、マジなの？
綾子先生、
大丈夫？


まさかと思うことが
ベッドの上で行われているらしい。
ほんの数分前まで、
あんなに激しいセックスで
乱れていた綾ちゃんが、
ショウくんの彼女と、
電話で話すの？