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第48章 ２日目・夜２１　暴走する野獣

こんなに強引にオトコに
カラダを弄ばれたことがあっただろうか？
最初の彼とは合意の上でのプレイのような
「レイプごっこ」で盛り上がったことはある。

ある日、綾子がその彼・Tちゃんが、寝室の本棚に隠していた
凌辱ものの官能小説と発見してしまった。
エッチな写真集とかいろいろ持っているのは知っていたし、
こんな感じの小説は以前も見つけたことがあった。
好奇心旺盛な綾子にとって、彼が読んでいるものには興味があった。

「ねえ、オトコの人って、こういうにも興味あるの？
ちょっとフツーじゃないよーな」
「そこがさ、読んでるとゾクゾクっとするんだよね」
「そうなんだぁ」
そう言ってベッドにうつ伏せになって
パラパラ読み始める。

新婚の元女子アナの人妻が、
家を訪れたかつての同僚に陵辱されてしまうものだった。
その時は、まだ女子アナを目指したい気持ちも残っていたから
自分に置き換えるように読んでしまった。

、、、いやあ、、、
、、、だめ、、やめて、、
、、、お願い、、、許して、、、
、、、それだけは、、、

読み進めると犯されているはずなのに、
それが悦びに変わってしまう主人公に
いつしか自分を置き換えていた。
いつしか鼻息も荒く、
綾子自身もカラダが疼き出してしまっていた。

と、突然、後ろからタオルのようなもので目隠しをされた