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第95章 3日目・おやつ１　女同士の書店デート

普段くることがない書店で、
綾子も、会ったこともない店員だった。
若くも見えるけれど、
胸には名前のバッジも付いているから
バイトではなく正社員なのだろう。


きょうは、いったい
どれほどの若い男の視線に
さらされてきたのだろう。


１年前からずっと
好きだと言われ続けている
隣人の大学１年生ヒロシ、


同じマンションで
亡き母の面影を綾子に見つけ、
学校見学に連れてきてあげた
中学３年生のタケト。


綾子が顧問をしている
バドミントン部の元キャプテンの
高校３年生ショウタ。


それぞれとしてしまった行為は
違うけれど、
その年下の男たち全員に、
逝かされてしまってもいた。


その前には、朝起きがけに、
夫にせがまれて、
フェラで抜いてあげてもいた。


そればかりではない。
学校に来る途中に寄った
ドラッグズトアでは、
教え子梨花の大学生の義兄に、
いやらしい目で見られ続け、
購入後には、コンドームの試供品も
たくさんもらっている。


そして、今は、
書店の店員だ。
夫を除けば、年下の男たちの
中では、一番、年上だろう。


その彼の視線が、
綾子のスカートの中に、
吸い込まれている。