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第95章 3日目・おやつ１　女同士の書店デート

さすがにそれは
バレていないと思うけど、
まさか、恭子ちゃんや
ビーワンと
ヒロシくんの接点が
できてしまうなんて、、、


ヒロシくんは、
きっともう、東京に戻っただろうし、
二人と会うことなんてないに違いない。
でも、綾子の不倫相手であることは
変わらない。


妙に勘の良さそうな、
この中年教師相手に
弱みなんて握られたくない。


アタシは、清楚で純真で、
教育熱心、
子育てもうまくやって、
夫婦生活も円満、、、
少なくとも学校では
それで通っている。


後輩教師の恭子ちゃんには
今日はとんでもないところを
見られちゃったけれど、
恭子ちゃんだって今、
タケトくんと何をしているんだか、、、
そう思うと共犯関係にある。
それ以外の同僚教師は、
アタシの本当の姿なんて、知らない。


それをこんな
下品でバツイチの
中年教師に邪推なんて
されたくなかった。


最近は、ターゲットを
恭子ちゃんに乗り換えたようだけれど、
それまでは、
こっちが人妻であることなんて
おかまいなしに、飲みに誘ってきた。


そういえば、
美味しいフルーツサンドがあるなんて
誘われたこともあるけれど、
ここのことだったのだ。