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第98章 ３日目・夕２　教え子の義兄・新たなる淫獣

アキラは今、
二人の女の弱みを握って、
まるで全能の神となったような
極上の至福の中にいた。


スマホに収められた
綾子の痴態を見ながら
あっという間に
射精してしまったけれど
勃起は収まるどころか、
さらにギンギンになっていた。


階下のバスルームからは
綾子と梨花の
はしゃぐ声に混じって
嬌声が絶え間なく聞こえてきている。


まさかアキラが家の中にいるとは
思わないで、
女遊びに耽っているに違いない。
積極的なのは梨花のほうで、
綾子はそれに付き合わされているようだ。


アキラは、勉強机の上にある
薬壜を手にとって、
ほくそ笑んだ。
バイト先のドラッグストアで
入手したよく眠れる薬に、
いやらしくなる薬。
もちろん違法なものではない。


今夜のターゲット梨花に
使うはずだったものだ。
両親が２泊の旅行に行くのを知って以来、
この時を待ってアキラは、密かに
計画を練っていた。


綾子の出現で、その計画を
大きく修正させる必要になっても、
アキラには何の苦もなかった。



そもそもは、義妹の梨花の秘密を
知ってしまったことから
始まっている。